はじめに
20代の頃の私は、「30歳までには結婚したい」と本気で思っていました。
子どもが欲しかったので、できるだけ早く結婚したい。
周りは結婚ラッシュで、SNSを見るたびに焦っていました。
当時は付き合っている人もいたので、「このまま結婚するんだろう」と思っていました。
「30歳までにはプロポーズする。」
そう言われた言葉を信じて、結婚を待っていました。
でも結果は、30歳目前で3年間付き合った彼と別れることになりました。
あのときは、「もう遅いかもしれない」と本気で思いました。
▶ 「30歳目前で3年付き合った彼にフラれた話」に詳しく書いています。
あの経験があったからこそ、私は婚活を始めることになりました。
それでも今、30代で結婚した私は、あの頃とはまったく違う考え方をしています。
今日は、30代で結婚したからこそ気づけたことを書いてみようと思います。
20代の私は、「いつ結婚するか」しか考えていなかった
今思えば、20代の私は「誰と結婚するか」よりも、「30歳までに結婚すること」の方が大切になっていました。
子どもが欲しい。
周りに置いていかれたくない。
早く安心したい。
そんな気持ちばかりが先にありました。
だから付き合っていた彼にも、「結婚とか考えてる?」と何度も聞いていました。
今思えば、本当に知りたかったのは「この人とどんな暮らしをしたいか」だったはずなのに、そのことはあまり考えられていなかった気がします。
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「結婚は相手が決めるもの」だと思っていた
当時の私は、結婚は相手がプロポーズして決まるものだと思っていました。
だから、「なかなかプロポーズしてくれない。」
「結婚する気がないなら早く言ってほしい。」
そんなふうに思っていました。
結婚できないのは、相手のせい。
早く決断してくれない相手が悪い。
どこかでそう考えていたんです。
でも婚活を始めて、その考えは変わりました。
結婚は、相手に決めてもらうものではなく、自分も決めるもの。
「私はこの人と結婚したい。」
「この人となら暮らしていける。」
そう思える相手を、自分で選ぶことも、とても大切なんだと気づきました。
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30代だからこそ、お互いに自立していた
20代の頃は、好きという気持ちだけで突っ走っていた部分もありました。
でも30代になると、恋愛だけではなく「一緒に生活する相手」という視点で相手を見るようになります。
お金の使い方。
仕事への考え方。
家事への価値観。
将来どう暮らしたいか。
そうした現実的な部分を話し合えるようになったことは、30代婚活の大きなメリットだったと思います。
夫と出会って一番感じたのは、お互いに精神的に自立していたことでした。
一人の時間も楽しめる。
仕事もある。
趣味もある。
だから相手に依存しすぎない。
そして、お互いに「自分にも改善できるところがある」と思える人でした。
婚活をしていると、うまくいかない経験を何度もします。
だからこそ、「相手が悪い」で終わらせるのではなく、「自分にもできることはあるかな」と考えられる人が多いように感じました。
もちろん、価値観そのものを変えるのは難しいです。
でも、伝え方を変えることや、お互いが心地よく過ごせる方法を考えることはできます。
その積み重ねが、結婚生活ではとても大切なんだと思います。
将来の話が自然にできた
20代の恋愛では、「結婚」の話をするだけでも重たい空気になることがありました。
でも、30代の婚活では、恋愛だけではなく、その先の生活について早い段階で話し合えたことが大きな安心につながりました。
子どものこと。
家事のこと。
働き方。
お金のこと。
将来の話をすることが特別ではありませんでした。
だから付き合って4か月でプロポーズでしたが、不安よりも安心の方が大きかったのを覚えています。
▶ 私が結婚を意識した瞬間については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
相性は、話し合いながら作っていくものだった
付き合っていた頃、私たちは毎週末を一緒に過ごしていました。
最初は外へ出かけるデートが中心でしたが、お互いの家が遠く、毎週遠出を続けるのは大変になってきました。
そこで、「家で過ごす時間も作ろう」と話し合うようになりました。
一緒にスーパーへ行って料理をしたり、映画を見たり、掃除をしたり。
そんな何気ない時間が増えていきました。
もちろん、ケンカもしました。
「もっとこうしてほしい。」
「その言い方は嫌だった。」
そんなことも何度もありました。
でも私たちは、そのたびに話し合いました。
「あの言い方はきつかったね。」
「私も悪かった。」
振り返ってみると、言い方を少し変えるだけで、ケンカにならずに済むこともたくさんありました。
結婚前のデート期間は、お互いの好きなものを知る時間でもありましたが、私たちに合ったケンカの仕方や仲直りの仕方を覚える時間でもあったと思います。
だから結婚した今でもケンカはします。
でも、「仲直りできる」という安心感があります。
20代で出会っていても、結婚していたとは思わない
夫とは、たまにこんな話をします。
「もっと早く出会っていたら、若い頃ならではのデートや旅行も楽しめたかもしれないね。」
でも、そのあと必ず二人で笑いながら言うんです。
「たぶん20代で出会っていても、お互い好きにはなっていなかったよね。」
20代の私たちは、今とは全然違いました。
私は結婚を焦っていて、相手に求めることばかり考えていました。
夫も今よりずっと若く、今のような考え方ではなかったと思います。
人は年齢を重ねたから成長するのではなく、経験したことから学ぶことで変わっていくのだと思います。
仕事で悩んだこと。
恋愛で失敗したこと。
婚活で思い通りにいかなかったこと。
そういう経験を積み重ねてきたからこそ、今の私たちになれました。
遠回りだったように思えた時間も、私たちには必要な時間だったんだと思います。
結婚は「共同運営」だった
結婚生活は、思っていた以上に大変でした。
家事もあります。
子育てもあります。
仕事との両立もあります。
一人で抱え込んでいたら、きっとストレスでいっぱいになっていたと思います。
でも私たちは、そのたびに話し合ってきました。
どうすればお互いが楽になるか。
どう分担すれば続けられるか。
どちらが正しいかではなく、「二人にとって一番いい方法は何だろう」と考えるようにしています。
だから私は、結婚はどちらかが頑張るものではなく、二人で共同運営していくものなんだと思っています。
▶ 反対に、「この人とは結婚できない」と感じたポイントについては、こちらの記事でまとめています。
「婚活で『この人とは結婚できない』と思った理由7選|結婚して分かった見極めポイント」
おわりに
20代には、20代ならではの魅力があります。
勢いがあって、何も考えずに楽しめる時間もたくさんあります。
でも、30代には30代の魅力があります。
ただ、その魅力は自然に手に入るものではありません。
自分と向き合い、失敗を経験し、少しずつ成長しながら、自分で作っていくものなんだと思います。
相手に求めるだけではなく、自分も変わろうとすること。
話し合える力を身につけること。
相手にとって心地いい存在でいようと努力すること。
そうやって積み重ねてきた時間が、今の私たち夫婦につながっています。
20代の私に今、伝えられるならこう言います。
「焦らなくて大丈夫。」
早く結婚することよりも、誰と、どんな暮らしを作っていきたいか。
その方が、ずっと大切でした。
だから私は、30代で結婚できてよかったと思っています。
もし今、30代で婚活をしていて、
「もう遅いのかな」
「もっと早く結婚しておけばよかった」
と思っている人がいたら、昔の私も同じ気持ちでした。
でも、30代だからこそ見えることもあります。
自分が本当に大切にしたいこと。
一緒に暮らす相手に求めること。
そして、自分自身がどんな家庭を作りたいのか。
焦っていた20代の頃より、今の方がずっと自分らしい結婚を選べたと思っています。


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