はじめに
30歳を目前にして、3年付き合った彼と別れました。
当時の私は、「この人と結婚するんだろうな」と疑うこともありませんでした。
彼からは以前、「30歳までにはプロポーズするから待っていてほしい」と言われていたからです。
だからこそ、ある日届いた一本のメールは、今でも忘れられません。
「別れたい。」
頭の中が真っ白になりました。
「まじですか。」
それが、そのとき最初に浮かんだ言葉でした。
今回は、結婚目前だと思っていた恋が終わり、私が婚活を始めるまでのお話です。
突然届いた「別れたい」のメール
別れは、メールから始まりました。
画面を見た瞬間、頭が真っ白になりました。
「なんで?」
「どうして?」
いろいろな感情が一気に押し寄せましたが、不思議と「仕方ないか」と引き止める気持ちはありませんでした。
もちろん別れたくありませんでした。
でも、すがっても意味はない。
それだけは分かっていました。
私は、
「分かった。でも理由はちゃんと聞きたいから、一度会って話したい。」
と返信しました。
すると彼からは、
「もちろん、そのつもりだよ。」
と返事があり、翌日、彼の家で話をすることになりました。
眠れなかった夜
その日はほとんど眠れませんでした。
30歳目前。
3年間付き合った彼。
結婚すると思っていた相手。
いろいろなことが頭の中をぐるぐる回っていました。
正直、「このまま別れるのかな」と思う反面、
どこかで「話せば何とかなるかもしれない」という期待もありました。
でも、一つだけ決めていたことがあります。
すがるようなことだけは、絶対にしない。
それが最後のプライドでした。
彼から聞いた、本当の理由
翌日、彼の家で話をしました。
私は、どうして別れたいと思ったのかを聞きました。
彼の答えは、
「まだ結婚する覚悟ができない。」
というものでした。
そして続けて、
「でも、もしこのままでもいいなら、俺は別れたくない。」
とも言われました。
つまり、
結婚はまだ考えられない。
でも、付き合い続けることはできる。
そんな答えでした。
その言葉を聞いたとき、私は思いました。
「それなら、別れよう。」
私は30歳を目前に控え、「結婚したい」という気持ちが強くありました。
だから、このまま何年も待つという選択はできませんでした。
今振り返ると、付き合い始めの気持ちが一番盛り上がっていた時期に、結婚まで進めるべきだったのかも。
あのタイミングで結婚していたら、結果は違ったのかもしれない。
そんなことを考えることもあります。
でも、当時の私たちは、お互いの進みたい未来が少しずつ違っていました。
泣いた。でも最後は笑って終わりたかった
話をしている途中、私は涙が止まりませんでした。
3年間の思い出があったので、涙が出るのは自然なことだったと思います。
それでも、お互いを責めることはありませんでした。
「方向性が違うなら仕方ないね。」
そんなふうに、お互い納得した上で別れることになりました。
別れが決まってからは、不思議なくらい普通に思い出話をしました。
「あのとき楽しかったね。」
「あれ面白かったよね。」
そんな話をしながら笑っていました。
途中には、
「もうすぐ30歳だよ。よくもやってくれたな。」
なんて冗談まで言っていました。
昔から私は、別れ話ほど最後は明るく終わりたいと思うタイプです。
空気が重いまま終わるより、「ありがとう」と思える終わり方をしたかったのです。
だから最後は、笑って彼の家を出ました。
「孤独死確定かも」と本気で思った夜
家に帰ると、急に現実が押し寄せてきました。
「30歳目前で彼氏がいない。」
「結婚はどうなるんだろう。」
「このまま一人だったらどうしよう。」
半分冗談ですが、
「孤独死確定なんだけど。」
そんなことまで考えていました。
当時は周りも結婚ラッシュ。
早く結婚した友人たちは、今度は出産ラッシュに入っていました。
だから余計に焦りました。
でも、その日の夜には動き始めていた
落ち込んではいました。
でも、不思議と立ち止まることはありませんでした。
「このままじゃダメだ。」
そう思った私は、その日の夜、友人に連絡しました。
「誰か紹介してほしい。」
これが、私の婚活の始まりです。
今思えば、かなり行動が早かったと思います。
でも、あのときは落ち込むより先に、「動かなきゃ」という気持ちの方が強かったのです。
1か月後、本当に前を向けた出来事
別れてから1か月ほど経った頃。
彼の家にゲームのコードを忘れていたことに気付きました。
どうしてもゲームがしたくて、「連絡するかどうか」を本気で悩みました。
結局、ゲーム欲が勝って連絡することにしました。笑
その日は少しだけ見返したい気持ちもあって、彼が好きだった髪型や服装で行きました。
今思えば、「何してるんだろう」と笑ってしまいます。
久しぶりに会った彼は少し髪が伸びていて、少しだけ思いました。
「ちょっと後悔してくれたらいいのに。」
性格が悪いですね。笑
でも、その帰り道には自然と思えたんです。
「もう大丈夫。」
「よし、婚活しよう。」
その瞬間、本当に気持ちを切り替えることができました。
今振り返って思うこと
当時は、「結婚目前で振られた」と思っていました。
でも今振り返ると、お互いのタイミングや将来への考え方が違っていただけでした。
私は早く結婚したかった。
彼は、まだ結婚する覚悟ができていなかった。
どちらが悪いわけでもありません。
ただ、進みたい未来が違っていた。
だからこそ、あのとき別れるという選択をしたことは、間違っていなかったと思っています。
あの別れがなければ、私は婚活を始めていませんでした。
そして今の夫とも出会っていなかったでしょう。
あのときは人生の終わりだと思っていましたが、実際は新しい人生の始まりでした。
次の記事
別れたその日の夜、私はすぐに友人へ連絡しました。
「誰か紹介してほしい。」
そうして、私の婚活が本格的に始まります。
次の記事では、別れた直後に行動を始めた理由と、そのときの心境についてお話しします。
どのように行動を始めたのかについて書いています。


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