はじめに
3年間付き合い、結婚を前提にしていた彼と別れたその日。
家に帰って一人になると、悲しいという気持ちよりも、焦りの方が大きくなっていました。
30歳目前。
周りは結婚ラッシュが終わり、今度は出産ラッシュ。
「また一から恋愛するの?」
「この年齢で結婚できるのかな。」
そんなことばかり考えていました。
何もしないまま時間だけが過ぎていくのが怖くて、私はその日の夜、数少ない友人たちへLINEを送りました。
「もし良い人がいたら紹介してほしい。」
今思えば、かなり必死だったと思います。
今回は、焦りから始まった友人紹介での出会いと、その経験から学んだことを書きます。
別れたその日の夜、すぐに動き始めた
失恋したばかりなのに、ゆっくり落ち込む余裕はありませんでした。
頭の中にあったのは、
「早く何か動かなきゃ。」
その一言だけでした。
仕事と家を往復する毎日では、新しい出会いはほとんどありません。
だから思いついたのが、友人からの紹介でした。
正直、「紹介してほしい」とお願いするのは恥ずかしかったです。
でも、何もしなければ何も変わらない。
そう思って、5人ほどの友人へ連絡しました。
今振り返ると、かなり焦っていたと思います。
それでも、人と話したり、「何とかしよう」と動いているだけで、不思議と少し気持ちが前向きになっていました。
友人が紹介してくれた「結婚したい人」
連絡をしてから1週間ほど経った頃、友人から連絡がありました。
「結婚したいって言ってる人がいるんだけど、会ってみる?」
正直、とても嬉しかったのを覚えています。
「こんなに早く紹介してもらえるなんて。」
「もしかしたら、このまま結婚できるかもしれない。」
そんな期待がありました。
しかも友人がとても熱心に間に入ってくれて、気づけば会う約束が決まり、トントン拍子に話が進んでいきました。
今でも、紹介してくれた友人には本当に感謝しています。
初めて会った日、「いい人」だと思った
初めて会う日は、とても緊張しました。
少しでも良く見られたくて、服も髪型も気合いを入れて向かいました。
実際に会ってみると、とても真面目で落ち着いた人でした。
話もしやすく、嫌な印象はまったくありません。
「いい人だな。」
それが第一印象でした。
でも、その一方で、「好き」という気持ちもありませんでした。
「まだ初対面だから。」
「これから好きになれるかもしれない。」
そんなふうに考えていました。
「好き」よりも「条件」を優先していた
その後、何度か会うようになりました。
一緒にいて嫌な人ではありません。
でも、恋愛の話になると、どこか違和感がありました。
当時は、その違和感の正体が分かりませんでした。
それでも私は、自分の気持ちよりも条件を優先していました。
相手は、
- 同い年
- 安定した仕事
- タバコを吸わない
- 結婚願望がある
- ご家族の印象も良い
客観的に見れば、本当に良い条件の人でした。
だから私は、
「こんな人、もう現れないかもしれない。」
「頑張って好きになろう。」
「嫌われないようにしよう。」
そう自分に言い聞かせていました。
そして、相手から告白され、お付き合いすることになりました。
結婚したい気持ちは同じ。でも、何かが違った
付き合い始めた頃は、このまま結婚するのかもしれないと思っていました。
お互いに結婚願望がある。
それだけで十分だと思っていたのです。
でも、一緒に過ごす時間が増えるほど、最初に感じていた違和感は少しずつ大きくなっていきました。
条件は合っている。
方向性も同じ。
それなのに、一緒にいてもどこか噛み合わない。
言葉では説明できない違和感が、ずっと心の中にありました。
結局、お付き合いは10か月ほどで終わりました。
今回も、お互いにきちんと話し合って別れることになりました。
紹介してくれた友人へ報告するときは、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
焦っていると、自分の気持ちを見失う
この経験を通して、一つ大きなことに気付きました。
当時の私は、「結婚できる人」を探していました。
でも、本当に大切だったのは、「この人と一緒にいたい」と思える相手を探すことでした。
焦っていると、
「条件がいいから。」
「悪い人じゃないから。」
そんな理由で、自分の気持ちを後回しにしてしまいます。
私自身、まさにそうでした。
もちろん、紹介してもらえたことには今でも感謝しています。
友人が勇気を出してつないでくれたご縁でした。
でも、安心感と相性は別でした。
結婚願望が同じでも、条件がそろっていても、それだけで結婚できるわけではない。
この経験があったからこそ、私は「人任せではなく、自分で婚活をしよう」と考えるようになります。
まとめ
別れた当日は、「早く次の出会いを見つけなきゃ」という焦りでいっぱいでした。
だから、友人へ紹介をお願いし、素敵な人とも出会うことができました。
でも、その経験を通して気付いたのは、結婚相手は条件だけでは選べないということです。
「好きになれるはず。」
そう思って始めた恋愛は、長くは続きませんでした。
この出来事をきっかけに、私は人任せではなく、自分から婚活を始めることを決意します。
そして次に挑戦したのが、婚活アプリでした。
次の記事
「紹介だけでは出会いは広がらない。」
そう思った私は、自分で婚活アプリに登録することを決めます。
実際にPairsやOmiaiを使ってみて感じたこと、そして私には合わなかった理由について、次の記事で詳しくお話しします。


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