はじめに
婚活中は減点方式で相手を見ていました。
小さな違和感も「結婚には向かないかも」と感じてしまうことが多かったです。
しかし結婚してみると、「むしろ良かった」と思えることもありました。
当時は「もっと社交的な人がいい」「趣味が多い人がいい」と思っていました。
でも実際の結婚生活では、恋愛中には気になっていたことが、むしろ安心につながることもたくさんありました。
① インドアな趣味(ゲーム・読書)
夫は一人でコツコツやるゲームや読書が好きで、派手な趣味ではありません。
最初は少し地味かなと思ったこともあります。
ただ、結婚してみると、家で一緒に過ごす時間が自然に増え、むしろ心地よさにつながりました。
また、趣味に大きなお金を使わないため、家計的にも安心感がありました。
夫が遊ぶのは、オンラインで長時間誰かと遊ぶようなゲームではなく、自分のペースで楽しめるものが中心です。
私や子どもとの時間を優先しながら、空いた時間に趣味を楽しんでいるので、不満に感じたことはほとんどありません。
ゲームも本も中古で十分というタイプなので、趣味にかかるお金も比較的少なめです。
実際に結婚してみると、「趣味にお金をかけすぎない」というのは想像以上に安心できるポイントでした。
私も夫がおすすめしてくれたゲームを一緒に遊んだり、本を読んでみたりすることがあります。
趣味を共有できるのも意外とうれしい発見でした。
さらに、子どもの前で本を読む姿を見せているので、「本って読むものなんだ」と自然に興味を持ってくれたらいいな、と密かに期待しています。
婚活中は「休日はもっと外へ出かける人の方がいいのかな」と思っていました。
でも子どもが生まれた今は、一緒に家で楽しめる趣味があることは、家族みんなで過ごす時間にもつながっています。
② 友達が少ない
婚活中は、「友達が少ない=コミュニケーションが苦手なのかな」と少し気になっていました。
ただ実際には、無理に付き合いで飲み歩いたり、頻繁な外出がない分、生活が安定していました。
お金や時間が家庭に向くという意味では、むしろプラスでした。
土日は家族で過ごすことがほとんどで、「今日は友達と遊びに行くから」と予定が変わることもほとんどありません。
家族との時間を自然に大切にしてくれるのは、とてもありがたいと感じています。
友達は多くありませんが、一人ひとりとは長い付き合いです。
今では家族ぐるみで仲良くさせてもらっていて、「人数より関係の深さなんだな」と感じるようになりました。
飲み会が少ない分、飲み代がかさむこともありません。
家計の面でも助かりますし、お酒の飲み過ぎを心配することも少ないので、その点でも安心しています。
③ 飲み会が少ない
仕事の飲み会が少ないことで、帰宅時間が安定しています。
そのため生活リズムが崩れにくく、日常のストレスも少ないと感じています。
実は夫の前職は飲み会が多い職場でした。
ただ、本人は飲み会が得意なタイプではなく、自ら二次会や三次会まで参加するような人ではありませんでした。
婚活中は「人間関係や出世に影響しないのかな?」と少し気になっていました。
でも実際には、飲み会にたくさん参加したからといって出世するわけではありませんでしたし、退職した今でも本当に仲の良い人とは変わらず交流が続いています。
後輩を連れて頻繁に飲み歩くタイプでもなかったので、飲み代がかさむこともありません。
その分、家計には優しかったなと思います。
今は転職して飲み会がほとんどない会社になり、本人ものびのび働いているように見えます。
無理に飲み会へ参加するより、
子どもが生まれた今は、夜に家にいてくれることの安心感をより強く感じています。
婚活中には想像できなかった、結婚して初めて気づいたメリットでした。
④ ブランドや見栄に興味がない
必要なものを長く使うタイプで、見栄のための出費がありません。
結婚生活ではこうした堅実さが安心につながっています。
夫は服装へのこだわりはありますが、高級ブランドや高価な腕時計、車にはほとんど興味がありません。
婚活中は「もう少し見た目に気を使ってもいいのでは?」と思うこともあり、お気に入りの服をヨレヨレになるまで着ている姿を見て少し気になったこともありました。
でも結婚してみると、その価値観は家計にとても優しいものでした。
家具や家電も「まだ使えるならそのままでいい」「壊れてから買い替えよう」という考え方なので、見栄のための出費はほとんどありません。
さらに夫は普段から自分で買い物をするので、「今日は野菜が安かったから買ってきたよ」「最近卵高いよね」と、まるで主婦のような感覚で話してくれます。
商品の相場を知っていて、必要なものを必要なだけ買う。
その金銭感覚は、結婚してから『すごく助かるな』と感じるようになりました。
私自身もあまり見栄にお金をかけるタイプではないので、お金の価値観が近かったことは、結婚生活で大きな安心感につながっています。
⑤ デートが生活に近い
夫とのデートは、外で遊ぶというより、買い物や料理、掃除を一緒にすることが多いです。
夫の家で過ごしながら、一緒にスーパーに行ってご飯を作る。
今思えばそれは、デートというより結婚生活のシミュレーションでした。
婚活中は、「もっと遊園地や旅行に行って、非日常で相手の違う一面を見たほうがいいのかな」と思ったこともありました。
でも実際は、スーパーで買い物をしたり、一緒に料理をしたりする時間の方が、その人の素の姿がよく見えました。
お金の使い方や家事への考え方、疲れたときの過ごし方など、生活に必要な価値観を自然に知ることができました。
今振り返ると、その日常デートのおかげで、家事の分担やお金の使い方、生活リズムなど、お互いの「普通」を自然に知ることができました。
価値観が違うところは話し合いながら、お互い歩み寄れることも分かりました。
恋愛で一番気持ちが盛り上がっている時期に、毎週のように一緒に生活する時間を作れたからこそ、結婚生活も無理なく始められたのだと思います。
そのおかげで、長く付き合い続けなくても「この人となら大丈夫」と思えました。
もちろん今になって、「もっと旅行や遠出をしておけばよかったね」と夫婦で話すこともあります。
二人だけで自由に出かけられる時間は、思っているより限られています。
だから、日常デートで相性を確かめつつ、ときどき非日常も楽しむ。
そのバランスが、一番理想だったのかもしれません。
恋愛中は特別なデートばかりに目が向きがちですが、結婚生活は毎日の積み重ねです。
だからこそ、「普通の日を一緒に楽しめるか」は、私にとって一番大切な判断基準になりました。
⑥ 服装や見た目
婚活中は、夫の服装が気になっていました。
個性的な服装が好きで、正直「このままで大丈夫かな」と思ったこともあります。
でも仲良くなってから、
「私はこういう服装の方が好きだな。」
と少しずつ伝えていくと、夫も受け入れてくれました。
今では服装もかなりシンプルになり、一緒に買い物へ行くこともあります。
もちろん、無理やり相手を変えようとするのは違うと思います。
でも、相手がこちらの意見にも耳を傾けてくれる人かどうかは、とても大切だと感じました。
結婚して思うのは、
服装は変わることがあります。
でも、
誠実さや思いやり、人柄は簡単には変わりません。
婚活中は見た目ばかり気になっていましたが、本当に見るべきなのは「話し合える人かどうか」だったのだと思います。
まとめ
婚活中の私は、「恋人として楽しい相手か」「条件に合う相手か」を重視していました。
でも結婚して感じたのは、「日常を心地よく過ごせる相手か」のほうが、ずっと大切だったということです。
趣味や友達の多さ、飲み会、ブランドへの興味、デートの内容。
婚活中は気になっていたことも、結婚してみると安心材料になっていました。
もちろん、これは私たち夫婦の場合です。
でも、もし今婚活中で相手の小さな欠点ばかり気になっているなら、「この人と日常を過ごしたらどうだろう?」という視点でも、一度考えてみることをおすすめします。
婚活中は、つい減点方式で相手を見てしまいがちです。
でも結婚して思うのは、「一緒に生活して困るかどうか」の方が、ずっと大切でした。
私にとって婚活は、相手を探すだけではなく、「結婚相手を見る基準」が変わる時間だったのだと思います。


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