はじめに
婚活中は、年収や学歴、職業など「条件」を重視していました。
でも結婚した今振り返ると、「結婚できない」と感じた理由は、条件ではなくもっと日常的な部分にありました。
今回は、実際の婚活で私が「この人とは結婚生活を想像できない」と感じたポイントを紹介します。
① 家事をやる気がない
実家暮らしかどうかよりも、「家事をやる意思があるか」が気になりました。
「結婚したらやってほしい」「今はやってないだけ」という人は、結婚後の姿が想像しづらかったです。
一方で、最低限でも自分で生活を回そうとしている人とは、安心感が全く違いました。
婚活中は、意外と生活の話をする機会が少なく、「普段、掃除や洗濯、料理はしているの?」という部分までは分からない人も多かったです。
デートだけでは見えない部分だからこそ、不安を感じることもありました。
夫は一人暮らしを経験していて、「家事って思ったより大変なんだよね」と話していました。
さらに、「週に一回は掃除したいから、土日は両方とも外で遊ぶより、家でゆっくり過ごす日もほしい」と話していたのが印象に残っています。
その言葉を聞いて、「この人は生活することをちゃんと考えている人なんだな」と感じました。
実際、その頃から自然と家で過ごすデートが増え、一緒に料理をしたり、掃除をしたり、映画を見たりする時間が増えました。
後から聞くと、付き合い始めの頃は「デートは楽しい場所へ連れて行かなきゃ」「退屈だと思われたらどうしよう」と思っていて、本当は家で過ごしたいと言い出すのに勇気がいったそうです。
でも、お互いに気を遣いすぎなくなってからは、そうした日常の時間が増えました。
今思えば、家事が得意かどうかではなく、「一緒に生活を作ろう」という気持ちがあるかを見ていたのだと思います。
② 人を見下す発言が多い
職場の愚痴や仕事の話は誰でもあると思いますが、「この人とは結婚できないかもしれない」と感じたのは、話し方に違和感があったときでした。
店員さんへの態度が偉そうだったり、仕事で誰かがミスした話をする中で「自分以外はできない人が多くて困る」といったニュアンスが出ていると、一緒に生活したときの関係性が想像しづらくなりました。
元カノの話についても、悪い部分を強調して話すことが多く、少し距離を感じたこともあります。
一見すると「仕事ができる人」「責任感がある人」に見えるのですが、周囲の人を下げることで自分を正しく見せるような印象があり、そこに引っかかりを感じました。
一方で、夫については同じ仕事の愚痴でも、「相手にも事情があったんだと思う」「怒っているだけじゃ仕事は進まないよね」と、相手の立場も踏まえて話すことが多く、一方的に誰かを悪く言うことはありませんでした。
また、仕事で注意されたときも「次は同じミスをしないようにすればいい」と考えるタイプで、自分にも他人にも必要以上に厳しくありません。
私は人の評価を気にしてしまうタイプなので、この考え方には今でも助けられています。
結婚すると、一番近くで話を聞くのは家族です。
他人への態度は、いつか自分への態度になるかもしれない。
婚活中に感じた違和感は、私は大切にしてよかったと思っています。
③ 趣味にお金を使いすぎる
趣味があること自体は良いことだと思っています。
ただ、趣味が生活よりも優先になっている人には不安を感じました。
結婚後は、お金だけでなく時間も家族で共有するものになります。
そのため、「今楽しければいい」という考え方だと、価値観のズレが大きくなると思っていました。
夫もゲームや読書が趣味ですが、オンラインゲームに何時間も費やすというより、自分の空いた時間に楽しむタイプです。
家族との時間を大切にしながら趣味も楽しむ。そのバランスが自然に取れている人でした。
趣味を我慢する必要はありませんが、「生活」と「趣味」の優先順位が近いことは、結婚生活ではとても大切だと感じています。
④ 何でも奢ってくれる人に不安を感じた
「全部出すよ」と言ってくれる人は、最初はとても魅力的に見えます。
ただ、毎回高いお店・毎回奢りという関係は、どこか現実味が薄く感じました。
結婚後は、毎日が特別なデートではありません。
住宅費・生活費・将来の貯金など、現実的なお金の話が中心になります。
だから私は、「お金をたくさん使ってくれる人」よりも、一緒にお金を考えられる人の方が安心できると感じました。
実際、夫とはスーパーで「今日は野菜が高いね」「こっちの方が安いね」と自然に話したり、外食でも「今日はちょっと高いね」と気兼ねなく相談できました。
ゲームや本も「新品じゃなくても中古で十分」と考え、本当に必要かどうかを一度考えてから買うタイプです。
高級なお店へ連れて行ってもらうより、気軽なお店で自然体で過ごせる方が、私はずっと居心地が良いと感じました。
奢ってくれること自体が嫌だったわけではありません。
私が安心できたのは、「お金を使うこと」より、「一緒にお金の使い方を考えられること」でした。
⑤ 運転が荒い
運転にはその人の性格が出ると感じました。
車間距離を詰める、急な操作が多い、イライラが見える。
そういった場面を見ると、一緒に長く過ごすイメージが持ちにくくなりました。
婚活中に出会った人の中には、車へのこだわりが強く、自分の運転を優先しているように感じる人もいました。
助手席に乗っていて、「ちょっと怖いな」と思ってしまうと、その後のデートもどこか落ち着きませんでした。
一方で夫は、法定速度や一時停止をきちんと守るタイプです。
助手席に乗っていて怖いと思ったことは一度もありません。
運転は毎日のことではありませんが、「安心して隣にいられるか」は、結婚生活を考えるうえで意外と大切なポイントだったと思います。
⑥ 生活リズムが合わない
生活リズムや休日の過ごし方が極端に違うと、結婚後は毎日のストレスになると感じていました。
恋愛中は数時間のデートなので気にならなくても、結婚すると毎日の積み重ねになります。
私たちは付き合っていた頃から、金曜の夜に会って、そのまま日曜の夜まで一緒に過ごすことがよくありました。
スーパーへ買い物に行き、一緒に料理をして、ご飯を食べる。
掃除をしたり、家で映画を見たり、ときには少し遠出をしたり。
特別なイベントがなくても、その時間が苦になりませんでした。
むしろ、「今日は何する?」と無理に予定を考えなくても、一緒にいるだけで居心地が良かったことを覚えています。
今振り返ると、結婚を決めた一番の理由は、豪華なデートではありませんでした。
金曜の夜から日曜の夜まで一緒にいても、ストレスを感じなかったこと。
これが、「この人となら結婚生活も大丈夫かもしれない」と思えた、一番大きな理由だったのかもしれません。
⑦ 生理的に無理
これは理屈では説明できない感覚でした。
条件も悪くないし、会話も普通にできる。
それでも、どこか「一緒にいると疲れる」と感じてしまう人がいました。
例えば、食べ方が気になると、それだけで会話に集中できなくなってしまうことがありました。
また、声が小さすぎたり、過度に謙遜しすぎる話し方だと、こちらも遠慮してしまい、自然に会話を楽しめない感覚がありました。
距離感についても同じで、初対面から距離が近すぎる人は少し苦手で、心の余白がないように感じることもありました。
一方で夫については、最初は服装の雰囲気が正直あまり好みではないタイプでした。
ただ、それ以上に違和感がなかったことの方が大きく、会っていくうちに気にならなくなっていきました。
今振り返ると、「完璧に好きなタイプかどうか」よりも、「一緒にいて無理がないか」の方が、ずっと大切だったと感じます。
そして一番強く思うのは、無理な違和感は何回会っても消えないということです。
婚活では「もう少し会えば好きになるかも」と思うことがあります。
でも私は、違和感は積み重なることの方が多いと感じました。
「無理をしない」という判断も、大切な婚活だったと思います。
⑧ 話し合いができない人
意見が違うこと自体は問題ではありませんでした。
私が不安になったのは、話し合いを避ける人です。
黙ってしまう。
話を終わらせようとする。
「好きにしたら?」と言う。
結婚生活では、小さな話し合いの積み重ねが続きます。
だから私は、「意見が違っても話し合える人か」を大切にするようになりました。
夫とはケンカもしましたが、そのたびに話し合って仲直りしてきました。
今でも「話し合えば大丈夫」という安心感があります。
まとめ
婚活中は「良い人を探す」というより、「条件の良い人を探す」感覚でした。
でも結婚して思うのは、本当に大切なのはスペックではなく、一緒に生活できるかどうかだったということです。
家事への考え方、お金の使い方、人との接し方、休日の過ごし方。
どれも派手なことではありませんが、結婚してから毎日向き合うことばかりでした。
だから私は、条件よりも「生活の違和感」を大切にしてよかったと思っています。
そして今振り返ると、一番の判断基準になっていたのは、
「金曜の夜から日曜の夜まで、この人と一緒にいても心地いいか。」
ということでした。
恋愛ではドキドキする時間が多いほど幸せだと思っていましたが、結婚生活では、何気ない日常を安心して過ごせることの方が、ずっと大切だったと感じています。


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